1924年、モバリーのパブの奥の部屋で数年間商売をしていたハロルドは、弟のウォレスを誘って会社を設立する。 ブランド名である"UMBRO"は、姓の[um]と兄弟の[bro]を組み合わせたことで誕生した。 1933年、兄弟は、フットボールのピッチを越えた製品の可能性に気付き、ジャージ・ショーツ・ソックスなどの幅広い品揃えで、ラグビー界への第一歩を踏み出した。 |
80年代に入ると、イングランド・スコットランド・ウェールズ、そしてウィドネスやセントヘレンズなどのトップリーグに、高機能ジャージ、ショーツ、トレーニングウェアを供給し、ラグビー界で大きな躍進を遂げた。 そして1985年、ブラジル市場向けにブランド初となるスパイク"Cascavel"がリリース。 |
質の良いシューズはサッカー界でも高く評価され、1997年フランス・ワールドカップのプレ大会である「トゥルノワ・ド・フランス」が行われた際、 フランス vs ブラジルの試合でロベルト・カルロスが見せた伝説のフリーキックを放った際に着用していたシューズもUMBROのものである。 |
そんなスポーツ界に多大な影響を残しているUMBROから、独自性のあるストリートファッションとして、韓国の若者を中心に人気のあるアパレルコレクションの2024年春夏シーズンの新作が登場。 サッカーウェアとして培った機能性は継承しつつ、ゆとりのあるシルエットやアースカラー展開でタウンユース向けにアップデートされたシリーズ。 日本国内では、ごく限られた一部の店舗のみでの展開。 |