1918年、ティンバーランド創設者ネイサン・シュヴァルツは16歳でボストンの靴屋に弟子入りし、靴づくりをスタート。
裁断から縫製、ソールの貼り付けまで一人でこなす職人的製法で、精巧なレザーブーツをつくる技を習得。
ネイサンは1952年から1955年までの間にサウスボストンにあった"アビントン・シュー・カンパニー"という製靴会社の全株式を取得。
その後、ネイサンの二人の息子、シドニーとハーマンも会社の経営に加わり、1965年に息子のシドニーは、射出成型技術を採用することで、縫い合わせるのが普通だったブーツのソールとレザーアッパーを一体化させることに成功する。
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1968年にネイサンが引退すると、ハーマンが跡をついで社長に就任し、ティンバーランドが大きく成長。
そして1973年、シドニーが確立した独自技術を使い、つなぎ目から水が染み込む心配がない、世界初の完全防水ブーツ"6INCH PREMIUM BOOT"、通称"イエローブーツ"が誕生。
元々ブランド名として使用していた"TIMBERLAND"を社名へと変更し、更なる成長を果たした。
6INCH BOOTは80年代後半からHIP HOPアーティストが徐々に着用し始めたことをきっかけに、ストリートで爆発的な人気を誇るシューズとなる。
90年代に入ると、MOBB DEEPのProdigyやDAS EFX・WU-TANG CLAN・RED MAN・Q-TIPなど名だたるアーティストが愛用し、その人気はさらに加速、HIP HOPの象徴となった。
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そして今シーズン、誕生50周年を記念し、大胆なカラーリングを纏ったコレクション、"COLOR BLAST"を9/27にリリース。
COLOR BLASTは履くことで自分らしさを表現できることをコンセプトに掲げ、"イエローブーツ"の素材やシルエットはそのままに、アッパーやシューレース、ヒールパーツなどをレッド・ピンク・ブライトブルー・
ライトグリーン・グリーン・オレンジ・グレーの7カラーに染め上げたコレクション。
それぞれカラーごとにアーティストがスペシャルなビジュアルを制作し、7カラーおよび7名のアーティストにフォーカスしたポップアップを全国7カ所で順次開催。
KineticsではAIアートで著名ながら素顔が謎に包まれたデジタル・クリエイターのジョアン(Joann)が手掛けた作品を展開。
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